FF7同人屋の呟き

全ての運命には
語るべき理由がある。
だから、彼らは帰って来た。

っちゃけ、発売後8年もしてから突然帰ってこられると、けっこう困ります(笑)
これは、作品への愛情や再び盛り上がれる喜びとは関係なく。
特に原作を大事にしたいタイプの同人屋ほど、青くなります(涙)

「うわ〜、彼が死んだ前提で本出してるのに、生き返っちゃったよ」とか、
「エンディング後の壮大な話考えてたのに、ポシャった」とか、
「おいおい、こいつってば、いつからこんなキャラに!」とか(笑)

ま〜、もちろん、これはパロディ同人屋の勝手な言い分、以外のなにものでもないです(爆)

ともと、FF7というゲーム自体「ユーザひとりひとりによって解釈が異なる、行間を想像させる」ストーリーを、というコンセプトから(その意図が成功したかどうかはともかく)、多くの謎に包まれたままエンディングに突入します。
(いや、単純に制作期間が足りなかったっつー話も…(爆) PSに移った初作品だしね)
ラストの「……500年後」を見て、目が点になったファンは少なくはないはず(笑)

つまり未解決の謎を、自分の納得のいく形で自己補完しないと気がすまない、強烈な欲求を呼び覚ます稀有な作品であったわけです。
(まぁ、エ●ァン●リオンだって、あの半端なエンディングで一気に火がついたファンの賛否両論から、一大ムーブメントを巻き起こしたわけで、むしろ話題作には瑕疵が必要なのかも…)

ともあれ、その過程において様々な同人誌が、雨後のたけのこのように生み出されたわけなんですよね〜。
私なんか、その頃の微熱が治まらないまま今に至ってる、残党なわけですが(汗)

や、まさか続きが出るなんて、本当にうれしいんですよ?
発売したらそれまで。
連載があるわけでもなく、シリーズの新作が出ればドっとそちらにユーザが流れる、移り変わりの激しいゲーム界で、れっきとした続編が見られるなんて奇跡的だと。
しかも、日進月歩で技術が進化するあの時期に手探りで作られたものが、現時点の最高技術を駆使して再現してもらえるなんて。

……でも、
でもね。

語るべき理由は、ゲーム内でちゃんと語っとくのが筋っちゅーもんじゃ(爆)
せめて続くなら、3年以内に出しといてくれよ〜!!

小さな声で、ひとりごと(笑)

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