エアリストの呟き

AC発売の第一報を聞いて、もっとも危惧したのがエアリスの扱いでした。

攻略やストーリー内容がまだ世間に広まってなかったゲーム発売当時のエアリスファンなら、忘らるる都のあの衝撃を、きっと思い出せるはず…!
どこかで生きているに違いないと、一縷の望みをつないでエンディングまでたどった道のりの長さを、本当に戻ってこないんだと悟った瞬間の落胆を、今でも忘れられないファンはきっといるだろう…。私がそうであるように(爆)

ぶっちゃけ、これで今さら生き返られた日には、「この8年間はいったい何だったんだ〜っ」と、現役エアリストらしく血迷っていたわけです(笑)
もちろん、それでもいいから生き返ってほしい、という声もあったようですから、制作サイドの苦労は相当なものだったでしょうが…。

果からすると、そうしたファンの声を汲もうというスタッフの姿勢が伝わる内容だったと思います。
つまり、エアリスの出番はできるだけ確保しつつ、すでに亡き人物として後姿や手や雫など代替イメージを中心に表現する。
でも最終的に事件を解決するのは彼女の力による、という扱いです。
どうやっても不満の声は出てしまうのでしょうが、エアリスの存在を大事にしつつ、ゲーム中の内容も大事にするというスタンスは、少なくとも私には納得のいくものでした。

ぁ、それでもいろいろ考えてしまうのは、愛ゆえなんでしょうか?

母のような、女神のような扱いのあまり、目を離すとナニしでかすかわからない、エアリス等身大の可愛らしさが出ないで終わったな〜、とか。
回想シーン以外でも、かなりの頻度で現世に出てくるのに違和感を覚えたり。
(ゲーム内では教会の幻、それも一言も言葉を交わせないままだったの考えると、ね…/笑)
でもやっぱりエアリスの笑顔をもっと見たかったなぁ〜と思ったり。
星痕症候群治せるなら、もっと早くに治してくれればよかったんじゃ…、とか。
(しかし、そうしたら物語が始まらないっちゅー話…/爆)
「もうだいじょうぶ、だね」って、これで本当に昇天しちゃうの!?
(というか何故それなら、ゲームエンド時に昇天してないんだ、とか/苦笑)

も、そういうことをいろいろ思い悩めるのも、ACが出てくれたおかげですよね。
それを思うと、こうして血迷っていられる幸せを感じます(笑)

そういえばAC発売直後、しばらく疎遠になっていた元同僚のエアリスファンと、連日メールで盛り上がってる内に、携帯操作のしすぎで腱鞘炎になりました(爆)
もはやFF12が出たというのに、やっぱりFF7の影響は偉大です。
正直にうれしいです。

TOP
Copylight © Aki_Saemizu all rights reserved.