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お気に入りサウンド
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| Music | Nobuo Uematsu |
| Arrangement | Shirou Hamaguchi |
| Acoustic Piano | Seiji Honda |
教会戦、ティファVSロッズのBGMです。
初めてACを見た後、まず記憶に焼きついていたのがこの曲でした。
原曲の正統派なバトル曲な音と、今回の生ピアノの透明感のある音色とのギャップが、とても魅力的なアレンジです。
テーマ部分の旋律が、高音から低音へ渡っていく動きがとてもいいです。
ピアノ曲のためテンポが少しゆるめになっていて、この旋律が持つ、やるせないような美しさが引き立ちます。
それになんといっても戦闘シーンにピアノというのが、とてもよかった。
これはティファだからこそ、教会だからこそ、でしょうね。
実は、私はアレンジアルバムなんかを聞いていると、「オリジナルのがいいなぁ」と感じる曲も少なくないと思っていました。
あまり変わり映えのないアレンジではそもそも作る意味がないし、かといって全然違うアプローチをした末に、曲そのものの魅力が薄まるようでは本末転倒です。
その点このアレンジは、曲の持つまったく別の表情を引き出している気がします。
オリジナルサントラ中に「Piano Version」のクレジットがあるのは3曲。
「エアリスのテーマ」「ティファのテーマ」と、この「闘う者達」ですが、ピアノコレクションの収録曲なのかもしれませんね。
おかげでサントラでは、映像に出てくる部分だけでなく、4分弱にわたる全てを聞くことができます。
特に、セカンドテーマの凛とした旋律の繰り返しから、どんどんテンポが速くなり、駆け抜けるような曲のラストの部分が大好きです。
クールな曲の切り方がとても格好いい!