お気に入りシーン
BEST2 ●バハムート戦 クラウド達VSバハムート
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天空より現れた巨大なバハムートに、逃げまどうミッドガルの人々。
喪心状態から目覚めたデンゼル、自分をかばって倒れているティファに気づく。
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デンゼル |
「くっそぉーっ!!」
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バハムートめがけて闇雲に突進するデンゼル。
と、彼より一歩先に割り込んだ男が、腕から生えた銃を連射する。 |
バレット |
「ここで母ちゃんを守れ!」 |
ティファ |
「バレット!!」 |
シド |
「新型だ。シエラ号! あとで乗せてやっからなー!」 |
ユフィ |
「あたしのマテリア使ってるのダレっ!?」 |
ヴィンセント |
「電話屋はどこだ」 |
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続々と駆けつける仲間達。ティファ、誇らしげに笑う。
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数あるアクション・シーンの中からひとつだけ選ぶとしたら、冴水はここを選びます。
何故って、FF7ファンなんですもん!
「なんでいきなり全員集合?」とか、「クラウドを皆で飛ばすなんてありえない」とか、どうでもいいです。
だって、FF7はクラウドの物語だけじゃなくて、パーティ全員あってのものでしょ?(こんなこと言ってるから、冴水の本はやたら登場人数が多くなるんだよv)
それに、ドラゴンを倒す勇者達っていう、これぞファンタジーの王道じゃないですか!
それにしても、バハムートの圧倒的な存在感には感服します。
まずなにより、でかい!!
これはやはり映像作品ならではの表現ですね〜。
また、その攻撃が周囲にどれほどの影響を与えるか、崩れる建造物や埃、人々の反応なんかもゲームのシステム化された戦闘では表現できないところかと。
この圧倒的な敵の存在こそが、活躍するキャラクター達を生き生きさせます。
もちろん、各キャラのアクションもすごい。
まあ、やはり速過ぎてなにやってるかわからないところも多いですが、鉄骨を利用して、あちこち飛びまわりながら、バハムートの巨体に挑みかかる姿には目を奪われます。
しかも、それぞれの動きがとっても「らしい」んです。
ゲーム内でのモーションを彷彿とさせる走り方、武器の使い方、構えの取り方…。
その動きの中に、キャラクターがはっきりと見えます。
ちなみに冴水は、中でもユフィの壁走りや器械体操っぽい動きがお気に入り。 あとシド。
さらにさりげなくリミット技がしこまれてるに至っては、FF7ファンにはたまらんものがあります!
ラスト、高く飛翔していくバハムートを追うクラウドを、順番に飛ばしていくところも、それぞれのアクションやセリフが、本当にらしいです。
なにせクラウド達旅の仲間は全部で9人(エアリス含む)。
ゲームならいざ知らず、この110分の映像の中で、それぞれのキャラクターを描いている時間なんてないんですよ。
それでも一瞬の動作とセリフから、そのキャラクターが浮かび上がってる。
そこが、この場面の一番の見どころなんじゃないかと思います。
最後にエアリスがただ一言、「はい」って言って手を差し出すところも大好きです。
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