クラウド旅の仲間(笑)の一員である寡黙な青年。
元タークスのガンマン。セフィロスの生みの母・ルクレツィアに想いを寄せ、宝条による人体実験の被害者でもある。
ジェノヴァプロジェクトに斜めから関わるような因縁の、特異な過去を持つ。
最終決戦後も、罪の意識を抱えたまま各地をさすらっているもよう。
彼が普段どこでなにやって生きてるかは、本作でも不明(笑)

キャラクターは、ゲーム内よりも立っているかもしれない(爆)
実は彼のこの作品での役割は、明確にジェノヴァ関係の解説キャラなんですが(汗)
しかもいつのまにかツォン&イリーナを助けていたりと、かなりお便利キャラ扱いなんですが。
それでも決して多くはない登場シーンの中から、彼の厭世的な雰囲気、それでいて情の深いところが、ちゃんと伝わってきます。
アクションシーンでも、さりげなく一番他のキャラを助けているし。
個人的にはなにより、忘らるる都でマリンに対する、あいかわらず女子供に弱い優しい彼の言動はかなりツボでした(笑)
しかも「電話屋〜」に続くあたり、実はマリンに携帯を渡してあげられなかったことを、か〜なり気にしたんじゃないかと思われ、まったくそれでこそヴィンセントという感じ(笑)

ビジュアルは、美形は美形でも女顔っぽくならず、渋さと冷たさを感じさせる美しさで、イメージ以上でした。
ドラキュラ伯爵ですかってな顔色の悪さもGood！
また立ち居振舞いが、いちいちキレのある格好よさで、これ、きっと無意識なんだろうなと思うと、彼の真面目さが伺えて、大変可愛らしかったです。
なんか、彼はあくまでシリアスなキャラなんですが、そこがある意味ギャグなんだよなぁ…。

声は、低くて感情を抑えながらドラマチックな雰囲気で、とても魅力的。
正直、冴水は顔より声に惚れました！